今回は、鋼材の取付けを掲載いたします。一般には、吊りボルトと呼ばれる9mmの物を90cm間隔に配置しぶら下げるのですが、その天井面の折れ線部にこの鋼材を配置します。使用する鋼材は溝形鋼やアングルを組み合わせて取付けます。
まずは、取付位置を決めるために墨出し(遣り方)を行います。赤い糸が見えると思いますが、この糸に合わせて鋼材を設置します。
取付ける鋼材です。長さは現地にて加工します。荷揚げはウインチを利用しました。
取付状況です。三角に加工したブラケットを既存梁より取付けそこから高さと位置を調整できるように2段吊りにて鋼材を設置しました。これは舞台側の鋼材です。
そしてこちらは、客席の一番高い天井部分の鋼材です。これで天井の高さ関係が決まり、ふところ内での工事が始まります。次回は、そういった内容を掲載します。それでは・・・