石川県ではそこまで大きな地震はありませんが、能登の方では頻繁に震度1~3の揺れが発生しています。
2007年(16年前)の能登半島地震と2022年(去年)の能登地方で震度6弱の地震が起こっております。
今回地震対策(耐震)について書いていこうと思います。
耐震といっても色々とやり方はありますが、ピックアップして紹介していきたいと思います。
まずは、筋交いを入れる及び耐震壁を作るといった方法です。
新築の際は筋交いの考慮をしやすいのですが、リフォームの場合は構造用合板といった面材を使用することで壁を補強することができます。
尚、筋交いの場合も、壁補強の場合もバランスを考えて配置することが重要となります。
柱と基礎を固定する方法も有効手段の一つとなります。
新築住宅の際は金物によってしっかりと固定されていることが多いですが、昔の既存住宅の場合はこれが釘や継ぎ手による固定の場合があるので気をつけないといけません。
このような際に家の外壁に後付けによる柱と基礎を固定する金物があります。
屋根を軽くすることにより倒壊の危険性を減らすことができます。
例えば瓦葺きの屋根を金属系の屋根に変更するといったことでも倒壊対策になります。
理由としまして、瓦といった重量の重いものより金属系の重量が軽くすることによって揺れを小さくできるからです。
あとは金具等による制震に努めることが有効です。
今回は自社が推している商品を紹介したいと思います。
油圧式の制震ダンパー「αダンパー」という金物になります。
梁(土台)と柱に取付ることで揺れを吸収するといった商品です。
大きな地震が起こると本来住宅でも耐震性能が落ちていきますが、この商品により本来の性能を確保できることが立証されています。(※2回まで)
模型のように配置するだけで配置していなかった場合と比べてもこれだけ違いがあるのが見てわかります。
日本は地震大国ですので我が家などにも少し目を向けてみてはいかがでしょうか?
少しでもお力になれたら幸いです。