更新期間がかなり空いちゃいましたが、解体の後編をお届けします。
まずは外部足場を建てます。この足場は外部作業のための物と、この後紹介するアスベスト除去作業の物を兼用しております。
作業する前に掲示物は大変重要になってきます。石綿除去作業中の喚起看板・どうしてこの作業をするかの報告書類
これらの注意喚起とは別で周辺住民への事前挨拶を経て工事を行っております。
除去作業前の固定はまだあります!外部への石綿飛散防止のため外部足場のシート内部にビニル材にて養生を行います。外部足場の屋根はこの飛散防止の役目も果たしています。
やっと石綿除去作業となりますが、作業員は全身防護服を纏い、フィルター付きのマスクを着用の上防護眼鏡を付けて作業開始となります。
電動サンダーと真空掃除機を利用した飛散しにくい工法で行いました。
作業している際は飛散していないかという検査を建物の角で行います。
除去作業を行った後は粉体を固化するため塗料を塗布しました。固化し落ちたものは除去の際に使用した掃除機を使用し掃除を行います。
石綿除去のすべての工程が終わりましたら養生を撤去し、その養生材も袋に入れて処分します。
除去作業中に出た粉体も袋に入れ更にこのような袋に入れて処分します。
続きまして内部解体の後編となります。
額縁を撤去し、サッシを撤去していきます。サッシを残していた理由はこの工程を見ていればお分かりかもしれませんが、石綿が内部に入ることを抑えるために残していました。
サッシ撤去する際電動サンダーにて下端に切り込みを入れ撤去しなければ綺麗に解体できません。外壁材に石綿が含有していたので、作業ができなかったってのもあります。
後はサッシを撤去すれば内部の解体作業は終了となります。
次回は防水工事とサッシの取付け、ガラスのはめ込み辺りを更新していこうと思います。