今回は外部の木軸と内部の床の捨て貼り及び断熱等の処理について記載していこうと思います。
まずは外部側の木軸(柱・間柱)を入れます。その次に外壁部には耐力面材として今回は吉野石膏さんのタイガーEXプログレという商品を使わせていただきました。
今回の物件は面材を使った構造計算みたいだったので、本商品を利用させていただきました。
専用の釘を利用し、周囲は75mm間隔・中央部は150mm間隔で取付を行えば2.5~2.7倍の効力を発揮できる商品です。(45mm×90mm片筋交いが2.0倍)
外壁に上記の商品を張り終えたら防水シートを隙間なく張っていきます。重ね代は150mm以上とします。
今回の現場は高気密高断熱という物件なのでボードの隙間にコーキング材を充填していきます。
使用するコーキング材はポリウレタン材を使用しました。
コーキング材で隙間を埋めたら断熱材を入れていきます。
壁に入れていきますが上記の商品を2枚重ねで入れていきます。(今現在は1枚しか入っておりません)
外部も同様に外断熱工法としまして、外部幅木にスタイロフォームを入れてその上にモルタルを塗って仕上げていこうと思っております。
現在はスタイロフォームを入れて隙間に発泡ウレタンを充填してあります。
今後モルタルを塗っていく予定となっております。
内部の床を張っていくますが、下地をする際に防虫処理を行っていきます。
基本GLより1,100mm以下の部分まで塗布していきます。(既存の物は防虫加工してある商品だったので塗布はしておりません)
床の捨て貼りをする前に大引きと根太との間にも断熱材を入れていきます。
今現在現場はポーチの屋根と下屋の屋根のカバー葺きを行っております。
次回はその辺りを紹介できたらと思います。